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マネさんは俺の背中をペシペシ叩きながな嘆く。
「ひど~い。レディに向かって、そんなことを言っちゃいけないの!」
「こんな重たいお茶を余裕で運ぶなんて、どこがレディ――」
俺が言い返している最中に、さらに強く叩いてくるマネさん。
「さすがにそんな強く叩いたら、痛いですよぉ」
そんな弱音を漏らす俺。
「ふん、知らない! 私はレディだから今度からお茶は村上くんが運んでね。 これ当然のことでしょ!?」
そういって、アッカンベーを俺におみまいしてから部室のほうへ行ってしまった。
「あちゃ~、しくったな」
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