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俺はマネさんが完全に見えなくなってから、マネさん机に腰をかける。
「はぁ~~」
とりあえず、大きくため息をひとつ。
そうしたら、体からスーっと嫌なものが抜けていったような感じがして、少し楽になった。
過ぎたことはどうもならないから、そこまで気にしなくていい、と自分に言い聞かる。
身長に比例したのか、俺の気はちっちゃい。
だから、このようにして気の整理をしないと引きずってしまい、この後がなかなかうまくいかなくなるのである。
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