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まったくコイツらなんなんだよ。少しくらい俺に情というものをかけてくれてもいいのに……。
そう思いながら、ふっと後ろの方を見てみる。
そこにはセミロングのきれな黒髪をもった女子がいる。彼女はクールに授業に集中しているように見えた。
だが俺が彼女を見ていると、バシッ!と目が合い、彼女は微笑んでくれた。
そんなスマイル攻撃をくらった俺は一発KO!! 机へと倒れ込んだ。
そのままボーっとしていたら、チャイムが鳴り5時間目の数学は終わった。
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