*今*

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  そんなかなりいいリアクションをとった俺を指さして大笑いしている、葵様。 人が心地よく眠っているときにイスを後ろから思いっきり引くなんて、なんて恐ろしいんだ葵様~。 葵が騒いだせいで、クラスのみんなから注目を受ける。 「なんで俺だけなんだよ!? 将も寝てんじゃん!」 と小声で葵にうろたえる。 「だって泰輝がさっき、先生が来そうだったら起こせって言ってたでしょ? まあ今回は途中でUターンしちゃったんだけどね~」 そういうと、葵は今度はみんなに気付かれないように遠慮気味で笑う。
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