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フェイト「でも、戦いなれてるって思ったんだ。体もちゃんと鍛えてあった」
悠人「爺ちゃんから武術を習ってんだ。大十字流格闘術って言う、古流武術だけどな」
悠人は体を起こして言った
悠人「ま、さすがに魔法に関しては君の足元にも及ばないけどな」
苦笑いする悠人
アルフ「そりゃぁ、初心者がプロに挑むようなもんさぁ…それはそうと、あんたの魔法に関して教えておくれよ」
悠人「ああ、良いよ」
悠人はベッドの縁に腰掛け直し、話しやすい体勢になった
悠人「俺の魔法、レアスキルってやつなんだが、ナイトオーガいわくフォームチェンジてやつなんだよ」
フェイト「私と戦った時に、ジャケットの色が変わったりしたんだよね」
悠人「そう、魔力を筋肉や神経に集中凝縮させることで戦闘の仕方を変えることができる」
アルフ「へぇー、じゃあ…接近戦からいきなり遠距離戦に変えることができるってことかい?」
悠人「ああ、変化はバリアジャケットの色にも反映されるんだよ。いまの所はまだ3種類ぐらいだけどな」
悠人はナイトオーガの方を向き
悠人「まぁ…俺の魔力じゃ、宝の持ち腐れだよ」
悲しい顔で溜め息を吐くと
フェイト「悠人、それは違うよ」
ふと、フェイトの言葉に顔を上げる悠人
フェイト「悠人の魔力はかなり大きい、悠人は魔力を使用する時に効率の良いやり方が分からないからより魔力を使っていた」
アルフ「ようは力の入れ過ぎってやつだね」
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