キラキラの想い

星良の恋愛

「星良ちゃん、捗ってる？」

そんな中、２時間のルールをあっさり破り話しかけてくる人が１人。

「水原先生……えぇ、おかげさまで。」

誰かを確認すると少し不機嫌になる星良。

「ところで、テストは？そろそろ結果出るでしょう？」

ニコッと笑う水原に星良は結果が書かれた１枚の紙を渡す。

「さすが星良ちゃん。あの問題で満点がとれるのは君しかいないよ。」

星良の髪をくしゃっと撫で、何事も無かったかのように帰っていく水原。

「……先生のバカ……」

少し赤くなった顔を手で隠しながら、星良は水原の後ろ姿を見つめていた。