第一章 憤怒の森

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「修羅…鬼神の名前だったんだ」 阿「国の者は修羅からの報復を恐れてのぅ…名前すら口にはせん」 「そうなんだ…」 だからあの時… 『バッ…シーッ!!その名前は出しちゃダメ』 『こんな右も左もわからない子と居たら命が足りないわ じゃあね』 阿「どうした…?」 「あ.ううん?なんにもない でも私はどうしたらいいの…」 阿「そうじゃのぅ…」 阿「不死鳥か…」 「不死鳥?」 阿「そうじゃ.いつも腹をすかしておってな 照り焼きチキンでも腹一杯に喰わせたら なにか知恵を貸してくれるハズじゃ」 「…………共食ry」 阿「多分今は北の海にいるハズじゃ」 「え..今は冬...」 阿「"不死"鳥じゃからb」 「不死でも寒いんじゃ..」 阿「変www態wwwじゃからwwwwww」 「.......わかり..ました..」 阿「まぁがんばれすぐに見つかるじゃろう 今日は休め.北の海は今の時期凍る程に寒い気をつけてな」 「....凍る..って..」 阿「さぁ、おじさんは眠いから寝るよ」 「あ..はい.おやすみなさい」 阿「おやすみ」 阿仁銭におやすみを告げ 部屋を出たら あいるに会った あいるは無言で 部屋へと案内してくれた 家具とかは 全て揃っていて 好きに使っていいようだ しかし凍る海に 好んで逝く変態って.. どんな人なの..... 「キモ..」 そんな事考えていたら いつの間にか 眠りについていた .
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