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2人が王子の部屋につくと
そこには阿仁銭もいた
「不死鳥を連れてきましたけど」
阿「 」
不「なんですか」
阿「偽物か!」
不「普段はこうなの!人間の姿なの!」
「らしいですよ」
王「ふーん ま、いいよ
阿仁銭後は頼んだよ ウシシ
面白~くなりそうだよ」
阿「…じゃあ始めようかのぅ 不死鳥
お前は修羅をよく知っているな?」
不「当たり前 俺はもともとあそこの住人だからね?」
不死鳥は王子へ視線を向けた
王子はどこでもないところを見ている
阿「そうなのか 」
不「ああ 俺の仲間たちは次々と環境に耐えられなくなり死に逝った
俺はまぁ不死身だからね
死ななかったけど でも環境の酷さに森を出た」
阿「そうかじゃあ話が早い」
不「だけどどうしろって言うんだ」
阿「この娘と修羅のとこへ行き怒りを鎮めてくれんかのう?」
不「無理だね」
阿「なぜ言い切れるんじゃ?」
不「もうやったからさ 俺が」
阿「 」
王「いいじゃん行けよ」
「なっ お前!」
あ「無礼だよ」
「むっ…」
不「お前13代目か
良くも簡単に言ってくれた」
王「シシシッまぁ聞けよ
その娘 異世界から来たらしい
そして気が付いたら森に居たらしいよ ウシシ」
不「どういうことだ?」
王「森で眠っていたのにも関わらず
殺されなかったんだ
こいつ何か持ってるんじゃないのかな? シシシ」
あ「でもスペクターも入れる」
王「中にはいかない手前だけだよ」
不「…わかったとりあえず明日行くだけ行ってみようか」
「…うん」
王「…ウシシッ」
王子は誰にもばれないように笑った
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