プロローグ-序章-

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人は生まれてから死ぬまで、出会う人の数が決まっているらしい…。 この世界には何十億人の人達が生きている。 何十億人の、ほんの一握りの何万人以上の人達は アナタが街ですれ違ったり、たまたま同じ店に居合わせた人達… アナタか気にも止めない人達。 何万人の、ほんの一握りの何千人以上の人達は アナタの事を人づてや、噂等で知る人達… アナタを関節的に知る人達。 何千人の、ほんの一握りの何百人の人達は クラスメイトや職場の同僚・上司達… アナタと関わる人達。 何百人の、ほんの一握りの何十人の人達は 一緒に遊んだり、はしゃげたりする人達… アナタが友達として付き合う人達。 何十人のほんの一握りの何人の人達は 家族や親友と呼ばれる人達… アナタが心から信頼出来る人達。 そして人によって人数はさまざまだが、更に一握りの特別な人達… それが恋人と呼ばれる人達。 さらにその人達の中にたった一人、アナタにとって運命の人となる人がいる…。 そう考えたら、この世界に偶然というものは無く、起こりうる偶然と思える事全てが必然に感じれる…。 これはオレがあの子に出会うまでの話…。
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