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「「カンパ~イ」」
数時間後ようやく仕事が終わった二人は、店長のオゴリで買ってもらったジュースで乾杯をしていた。
二人が楽しく談笑してると、翔悟の携帯が鳴りだした。
「お?…弥彦からだ。」
翔悟は携帯に表示されてる着信相手を確認して、電話にでた。
「ハイ?」
『お疲れ~♪バイト終わり?』
調子よく電話口で話してるのは、翔悟の高校で出来た親友。
岩野 弥彦(イワノ ヤヒコ)からだった。
『ちょっと聞きたいんだけど、明日の部活って、何時からだっけ?』
「え?ちょっと待って。今確認するから…」
そう言いながら、翔悟は持ってたバックを探りだし、一枚の紙を取り出した。
8月のカレンダーにスケジュールが書いてある…
「あ…え~と、9時半からだな。」
『OK~♪9時半了解~!!
じゃっ!また明日~』
「ハイハ~イ♪」
電話を切ると、祐太が話しかけてきた。
「部活のお仲間?」
「うん、まぁね。」
「いいねぇ~…ウチは男子校だから、部活なんてする気にならなかったからな~
…ま、明日もかなり暑いみたいだし、ムリはすんなよ!」
「おう!サンキューな♪」
こうして、翔悟と祐太は解散して、それぞれの家へと帰っていった。
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