第1章【黒崎 翔悟】

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「「カンパ~イ」」 数時間後ようやく仕事が終わった二人は、店長のオゴリで買ってもらったジュースで乾杯をしていた。 二人が楽しく談笑してると、翔悟の携帯が鳴りだした。 「お?…弥彦からだ。」 翔悟は携帯に表示されてる着信相手を確認して、電話にでた。 「ハイ?」 『お疲れ~♪バイト終わり?』 調子よく電話口で話してるのは、翔悟の高校で出来た親友。 岩野 弥彦(イワノ ヤヒコ)からだった。 『ちょっと聞きたいんだけど、明日の部活って、何時からだっけ?』 「え?ちょっと待って。今確認するから…」 そう言いながら、翔悟は持ってたバックを探りだし、一枚の紙を取り出した。 8月のカレンダーにスケジュールが書いてある… 「あ…え~と、9時半からだな。」 『OK~♪9時半了解~!! じゃっ!また明日~』 「ハイハ~イ♪」 電話を切ると、祐太が話しかけてきた。 「部活のお仲間?」 「うん、まぁね。」 「いいねぇ~…ウチは男子校だから、部活なんてする気にならなかったからな~ …ま、明日もかなり暑いみたいだし、ムリはすんなよ!」 「おう!サンキューな♪」 こうして、翔悟と祐太は解散して、それぞれの家へと帰っていった。
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