好きだからこそ

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真田「ハァ……ハァ……」 ガラッ! 俺は勢いよく病院の扉を開けた 真田「白石!」 白石「!?」 白石は驚いた顔でこっちを見ている 無事だった……そう思った瞬間、俺は安心した このセリフを聞くまでは 白石「あの……誰ですか?」 真田「……」 標準語……? 真田「白石……お前…」 白石「……?」 真田「ッ!!」 記憶…喪失? ここで俺は、幸村の言葉の意味を知った 真田「……」 俺は俯いた 俯くことしか出来なかった 白石「あの……大丈夫ですか?」 真田「……すまない 病室を間違えたようだ」 俺は病室から逃げるように出ていった .
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