3章

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レードラス学園は生徒数が一学年だけで千人を越えるらしい つまり全部で三千人以上ということになる しかも全寮制だ 何が言いたいかとゆうとだ 敷地が半端なく広い 何回か来た事があるから職員室と試験の時に使った教室は大丈夫だけど初めての人は絶対に迷子になる 職員室って入る時緊張するよね コンコン 「失礼します」 職員室に入ると先生っぽい女の人がこっちに来た 「君がキョウ君かな?」 「はい」 「うんうん、話は聞いてるよ、ちょっと待ってね今担任を呼ぶから」 「よろしくお願いします」 「うん。…リヒレッド先生!編入の子来ましたよ!」 「うぃ~す」 やる気無い声だな… 「お前か?編入してくるって奴は。…ったくめんどくせぇな…」 後半は聞かなかった事にしよう 「はい。キョウ=カゲミネです、よろしくお願いします」 「…なるほど」 何がなるほどなんだろ 「俺はお前が編入する一年B組の担任でエッジ=リヒレッドだ。じゃさっさと教室に行くか」 そう言ってすたすたと去って行く赤黒い髪の巨体 リヒレッド先生は身長が180cm位ある 羨ましい… 「何してんだ、早く来い」 「は、はい」 最初に会った先生にお礼を言ってリヒレッド先生を追いかける 「めんどくせえから教室まで魔法で行くぞ『ゲート』」 すごい…フォーラルさんですらこの魔法は詠唱が必要だったのに…  
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