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悲しみが周りにバレないように僕はせめて笑ってみせた 社会の中で小さい僕ができる唯一の抵抗だった そんな精一杯の抵抗すら意味のない事はわかっていた 月が太陽の光がないと輝けないように 僕は誰かの力がなければ何もできないことに気付く 月が真っ暗な夜空にぽつんと目立つように 僕は輝けたとしても孤独だということを知った 人の力を借りず 小さくても輝ける恒星に僕はなりたい
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