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『この手』
いつも 虚しさだけ 感じていた
想うだけの自分に 振り回されていた
忘れられるものなら 消し去りたい
自分すら 消し去れば
あなたの声も あなたの温もりも
思い出す事など ないのに
ただ 傍に居てほしいだけで
でも 本当は ずっと 寄り添っていたくて
私の我が儘なんて 泡のように消えていくの
この手を 離さないで
私を 離さないで
ずっと 捕まえてて
そして いつか 私が消えるまで
この手に ずっと 触れていて…
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