今日から私は『チナツ』

3/18
14人が本棚に入れています
本棚に追加
/71ページ
固まったままガン見してしまった私。 それに気付いたその人と目が合った。 や!!!やばい!?! 見すぎちゃった・・・!! 絶対変に思われたよね?? って慌ててると その綺麗なお方は、 ニッコリ笑って アオイ 「おはよう☆ あなた達が今日体験の子?キュウちゃんから聞いてるわ。 噂通り可愛い子達ね☆ 私はアオイよ! 一応この店では長い方だから分からないことがあったら 何でも聞いてね☆ ヨロシクね~♪♪♪」 と話しかけてくれた☆ その女王様のような少しキツそうな見た目や 貫禄からは想像もつかないくらい、 優しく チナツ アキ 「はいっ!」 チナツ 「チナツです!!よろしくお願いします!!!」 アキ 「アキです!!!私は一回だけお姉ちゃんの店に体験に行ったことが ありますが、この子は全く初めてで・・・ よろしくお願いします!☆」 いくらお姉ちゃんに綺麗な人を持っていても、 また違う雰囲気と貫禄のあるアオイさんに、 アキも緊張してるみたいだ アオイ 「あら~!そうなんだぁ☆ チナツちゃん何でも聞いてねぇ~!! チナツちゃんはヘアメイクやるの???」 あっ・・・!! そうだったぁ~ 髪の毛、ヘアメイクさんがやってくれるんだっけ? アキは、既に髪の毛も 家でこれでもかってくらい 自分で盛っていた為 やる必要がない。 チナツ 「あ!ハイ☆」 アオイ 「だったら~☆チナツちゃんはコレとか似合うと思うな!」 そういってアオイさんは アキが言ってたアノ、 小悪魔アゲハって雑誌の モデルを指差した。 チナツ 「かわいいですね~!!!!でも私が似合うかどうか・・・・」 アオイ 「え~?チナツちゃんは素材がいいもの持ってるから大丈夫よ」 こんな綺麗な人に言われると、照れてしまう。 アオイ 「あー!!でも眉毛とかなんか勿体ない気がするなぁ~~~。 化粧の仕方も!! 折角だからメイクさんに顔もやってもらったらいいよ☆」 と言ってくれたアオイさんにアキは大爆笑し、 アキ 「アオイさん~~!!ですよねぇ~(笑)☆ ちぃ、何回言っても聞かないんっすよぉ」 と言って こっちをみたアキの顔は やたら勝ち誇った顔をしていて なんかムカついた(笑)
/71ページ

最初のコメントを投稿しよう!