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私は、このイジメの間に唯一の母に相談を持ち掛けた…―
しかし、私の声は言葉を出す前に遮られ払われてしまったのだ…―
―「あんたの話しは下らんから、どうでも良い」―
…………?
…………………??
“どうでも良い”…“下らないから”… 私の話しが…?
それとも、私自身が??
ショックが電撃のように、身体に走る。
私は否定された。
私の存在を否定された気がした……
涙が出た………
でも、突き付けられた言葉は…
「うっとしぃから、泣くなら一人で部屋で泣きなさい」
それを聞いた瞬間…
何かが弾けた様に、私はすぐに泣き止んだ。
「………ああ…ははっ…なら、もういっか-…」
(無理なんて我慢なんて必要ないし)
「………なら、一人で戦うから。もう頼らない。絶対に。」
(一人でも大丈夫だよ。生きていけるし、支障はない。)
「………うん」
(ああ、一人の方が楽だから…こいつら皆、ゴミ以下の暇人なんだよ)
「…………以下」
(同じ嫌がらせばかりで、ネタ切れかよって(笑)馬鹿の一つ覚えで、そればかりして楽しむとか脳が浅いよな。この親も母親何だろうけど、肝心な時に役に立たないな~親面ばかりして親らしぃ事したのかよ(笑))
分からなくなった。
私の二面性。
私は周りを“敵”と見なす事、そして見下す事で私はいつもと違う自分を作り出した。
“無関心”………
傷が付きにくくなるから、楽なんだよ。
どうでも良くなって来たから…
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