最高の出会いと最悪の別れ…

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「…離してやれ」 「ですが真田隊長!」 「いいから この方は覚悟を決めておられる その気高い意思がその子達に宿っているならば変えられるかもしれない この腐った世界を…」 「…わかりました」 浪士は三人を離す 「「「先生すみません」」」 「気にしないでください あなた達を護るのは親である私の役目です そうそうあなた達に渡すものがあります」 はい…と三人それぞれに手紙を渡した 「先生?まさか死ぬおつもりですか?」 「させねーぜ?」 「ああ」 「小太郎、銀時、晋助… お別れです あなた達にはもう護るべき仲間がいる… 護るべき精神がある… それが見れただけで十分です」 「別れはすんだか?」 「はい」 「「「松陽先生!!」」」 松陽は立ち浪士達の元へ行く 「吉田松陽… あなたの事は忘れません 覚悟!!」 ザンッ 「「「先生!!」」」 「どうか私に囚われずに生きてください 銀時、小太郎、晋助… あなた達に出会えて私は幸せでした…」 ガクン ドサッ… 「「「しょ、松陽先生ー!!」」」 「終わったな…遺髪を持ち帰るぞ」 ザンッ パサッ
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