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「君がリーダー格ですか?お座りなさい」
そう言った松陽には威厳があった
おずおずと座る銀時
「私は吉田松陽
君の名前は?」
「ぎんとき」
「そうですか…では銀時、私が言いたい事は一つです
もう浪士達を殺すのはおやめなさい」
「むりだな
こちとらいきるためにひっしなんだ
あんたのいったことをはいわかりましたなんていえるわけないだろ」
「生きるために人を殺していいどおりはありません」
「にんげんだってかちくをころしてたべるではありませんか?」
「小太郎…それは正しいですが人と家畜は違いますよ」
「おなじようなもんだろ
ひとだってかわれてせいかつしてるやつだっているぜ」
「飼われてるとは些か違いますよ晋助
目的のために主人をもつだけです」
「もくてきとは?」
「金、名声、信念…とまあこんなところでしょうか」
「にんげんってきたないな」
「おなじことをお前達もやっているではありませんか」
「じぶんたちのためならたにんのちでてをよごす
まるでじょういししどもみたいにな」
「「!!?ぎんとき!!」」
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