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「敵を斬るためではない、弱き己を斬るために
己を護るのではない、己の魂を護るために剣(コイツ)を持ちなさい」
三人に刀を渡す松陽
「おれたちにかたな(コレ)わたしていいのかよ」
「どうつかうのかは村塾に着いてから教え込みます
あ!私を殺そうとしても無駄ですよ?」
不敵な笑みを浮かべる松陽
「むだかどうかはやってみなくちゃわからねーだろ?」
キィン
「ぎんときまて」
「なんでじゃますんだよヅラ」
「ヅラじゃないかつらだ
しょうようせんせいにはかてん
じつりょくさはいちもくりょうぜんだろ?」
「チッ、ヅラにめんじてゆるしてやらぁ」
「ふふふ、わかってくださってよかったです
教えがいのありそうな子達で本当に楽しくなりそうだ」
松陽はウキウキしていた
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