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    「君の言葉」 今まで誰を愛しても ずっと自分は「都合の良い女」でしかないんだと思ってた でも最近、気付いたことがある 相手にとって都合が良いように 私にとっても都合が良いのだと 「都合の良い女」になり下がらせているのは自分だと その方が楽だったから そんな時、あの人が言った 「ホントの君は色んな事を背負っていて、そう振る舞って居るだけなんじゃないの?」 「ホントは辛いんじゃないの?」 不覚にも 「ホントの私」を見付けようとしてくれたあの人に 涙を見せそうになった    
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