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時のは流れは、
アダージョ、ピウレント、メノモッソ。
空間の気配は、
マエストーソ、ミステリオーソ。
私の心は、
デリカート。
どうして、
私の心がこんなにキラキラとしているの?
その理由を考えると、
胸が逸り、
波が強くなりました。
すると、水面が光のブーケに包まれて、
模糊としていきます。
さて、これは何なんでしょう?
知ってしまえば、
この静寂は崩れてしまうような気がします。
けれど、私はその好奇心に抗えないのです。その好奇心は、噴水の瀲艷たる水飛沫の様に留まることを知りません。
そして、この水面に浮かぶ星々のように満ちてきます。
だから、せめて今だけでも、この静寂に身を委ねて、浸るのです。
あぁ、この静けさが嵐を予感させます。
この先を思えば、怖くすらなってきます。
それでも、私は先に進むのです。
ほんと、何なのでしょうね。
心地良い静寂の中、
一陣の風がフワッと靡きました。
靡いた風は水面を掠めて、浮かぶ月を揺らしています。
鏡の煌めきは増してゆく一方です。
私は恋に落ちていました。
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