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「ククク……なるほどな、あの白谷先生が本気でキレる訳だ。」
笑いを堪えながら浅田先生ももう一本のジュースを飲み始める。ちなみに俺はなっちゃん(オレンジ味)、浅田先生はペプシ(好物らしい)だった。
そして俺は鞄の中からお菓子を数種類出し浅田先生と共におやつタイムになった。連行初回で浅田先生と何処か意気投合し、指導室に連行された時は厳しい指導(サボりの口実)を受けていた。
「しかし、黒田が話しが分かる奴で本当に助かったぞ。教員は雑談しねぇーし生徒から挨拶ぐらいしかねーからな。」
浅田先生は俺と同じ時期で着任してきたのだが、その顔の怖さと生徒と接触する機会が少なく生徒達からは恐れられている。
「まー大丈夫ですよ先生。普段通りにすれば皆が慣れますって。」
俺は軽く微笑みながらブラックサンダーを食べていたのだった。
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