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幼稚園から小学校まで一緒に居て、中学の時は違う中学校に通っていたが、高校はここに一緒に入ると言う馬鹿な約束したのは懐かしい。まぁそのおかげで俺は此所にいる訳だが。
「それはな、お前にここの美味しい料理を見て羨ましそうさせるために待っているんだがな……。」
「ま、そういう事にしてやるよ。」
また適当に流されたが、腹減りを無くす事が最優先事項だと脳内が判断したため飯を食べる事にした。
瀬戸は元々頭が良く運動もできルックスは良い、性格は優しいと隙がない青年。また、よく他人と話せる奴なので周りから慕われている。特に女子とか女子とか女子とか………。
「そういう事にする前にこの多々ある視線どうにかしてくれ。飯が食いづらいて敵わん。特に女子!」
「いや……普通に食ってるだろお前。しかも俺の二倍以上の早さで。」
いやね、この「私は瀬戸君と一緒にご飯食べたいの。」視線がグサグサ刺さって痛いんだな、これが。
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