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はあ・・・
お願いだから、よそでやってくれないかな…
いらだつ手先が机に一定のリズムを刻んだ。
私の険悪なムードに気付くはずもなく、彼女たちは続ける。
「で、本命は誰なのよ~」
「そうよ~今言ったの全部、アッシーでしょお!」
「あたしはアッシー君にも優しいのー!」
「かも逃がさないためでしょー!」
「あ、ばれたー!?」
「きゃはははははは」
鼻のかかった、語尾の上がる声が神経にさわる。
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