莉沙

29/53
前へ
/410ページ
次へ
「あっそう…。な、何でそんなこと私に言うのよ?」 もう、啓二を向けない。 目には涙がたまっている。 「…」 「…ご、ごめん。 気を悪くしないで。 よかったじゃない。」 「…」 沈黙が痛い。 背後に立っている啓二がどんな顔をしてるのか考えるのが怖くて、目をつむる。
/410ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2人が本棚に入れています
本棚に追加