場面:千とハク(龍)が釜爺のとこに落ちたとこ

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~続き~ ✨普通✨ 釜爺:四十年前の使い残りじゃ。いいか、電車で六つ目の沼の底という駅だ。 千:沼の底? 釜爺:とにかく六つ目だ。 千:六つ目ね。 釜爺:間違えるなよ。昔は戻りの電車があったんだが、近頃は行きっぱなしだ。 それでも行くか千? 千:うん、帰りは線路を歩いてくるからいい。 リン:湯婆婆はどうすんだよ? 千:これから行く。 ハク、きっと戻ってくるから、死んじゃだめだよ。 リン:……何がどうしたの? 釜爺:わからんか。愛だ、愛。
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