場面:千尋と釜爺の出会い

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~続き~ ✨普通✨ リン:うわ!?人間がいちゃ!…やばいよ、さっき上で大騒ぎしてたんだよ!? 釜爺:わしの……孫だ。 リン:まごォ?! 釜爺:働きたいと言うんだが、ここは手が足りとる。おめぇ、湯婆婆ンとこへ連れてってくれねえか?後は自分でやるだろ。 リン:やなこった!あたいが殺されちまうよ! 釜爺:これでどうだ?イモリの黒焼き。上物だぞ。どのみち働くには湯婆婆と契約せにゃならん。自分で行って、運を試しな。 リン:……チェッ!そこの子、ついて来な! 千尋:あっ。 リン:…あんたネェ、はいとかお世話になりますとか言えないの!? 千尋:あっ、はいっ。 リン:どんくさいね。はやくおいで。靴なんか持ってどうすんのさ、靴下も! 千尋:はいっ。 リン:あんた。釜爺にお礼言ったの?世話になったんだろ? 千尋:あっ、うっ!……ありがとうございました。 釜爺:グッドラック!
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