165人が本棚に入れています
本棚に追加
/43ページ
~続き~
✨普通✨
リン:うわ!?人間がいちゃ!…やばいよ、さっき上で大騒ぎしてたんだよ!?
釜爺:わしの……孫だ。
リン:まごォ?!
釜爺:働きたいと言うんだが、ここは手が足りとる。おめぇ、湯婆婆ンとこへ連れてってくれねえか?後は自分でやるだろ。
リン:やなこった!あたいが殺されちまうよ!
釜爺:これでどうだ?イモリの黒焼き。上物だぞ。どのみち働くには湯婆婆と契約せにゃならん。自分で行って、運を試しな。
リン:……チェッ!そこの子、ついて来な!
千尋:あっ。
リン:…あんたネェ、はいとかお世話になりますとか言えないの!?
千尋:あっ、はいっ。
リン:どんくさいね。はやくおいで。靴なんか持ってどうすんのさ、靴下も!
千尋:はいっ。
リン:あんた。釜爺にお礼言ったの?世話になったんだろ?
千尋:あっ、うっ!……ありがとうございました。
釜爺:グッドラック!
最初のコメントを投稿しよう!