530人が本棚に入れています
本棚に追加
/108ページ
「……ユ…チョン
…………好き。」
僕の頭は真っ白になった。
「いま…なんて……」
…“好き”って言ったよな?
ジェジュンが…俺を?
しばらくの間じっと硬直状態。
ようやく落ち着いた頭で、もう一度繰り返した。
…“好き”って言ったよな?
僕は思わず笑みがこぼれた。
本当に嬉しかった。
もう他に何もいらない。
これ以上の幸せはない。
そう思った。
俺にとってのその瞬間は、一生分の幸せをいっきに貰ったような感覚。
.
最初のコメントを投稿しよう!