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「…どういう意味?」
まさかと思った。
僕はチャンミンの口から違う答えが出るのを望んでいた。
でも口を開いたチャンミンは、俺の1番聞きたくない応えをした。
「僕の体を…ユチョンのものにしてください。」
「だめだ。それは出来ない。」
ジュンスのことがあったから、なおさらそれが嫌だった。
「お願いします。今日だけでいいから…僕に夢を…見させてください。そしたら、もうヒョンのことは考えないから…っ。」
泣きそうな声で訴えるチャンミン。
チャンミンのプライベートでのこんな姿は初めて見た。
胸が痛くなった。
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