第二章 不自然な状況

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??? 「警部、 終わりました!」 大堂 「川上か、 早かったな」 住吉 「終わったって何が?」 大堂 「不審者を 目撃したかどうか 川上が調べてたんだ。」 川上 「報告します。 昨日店を訪れた客や 店の周辺にいた人たちに 話を伺いましたが、 誰も 怪しい人物を見た人は いないようです。」 大堂 「なんだと、 またか!?」 出雲 「また?  どういうことだ?」 出雲は大堂に聞いた。 大堂 「今まで 事故のあった 支店全てにも 聞き込みをしていたが、 従業員、客、 店の周辺にいた やつ全員が 口を揃えて 見ていないと 言っているんだ。 これだけ 人気の目立つ ところなのに どうなっていやがる!」 大堂は カンシャクを起こした。
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