第三章 食中毒事件

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コン、コン、 とその時 ドアを ノックする音が 聞こえてきた。 住吉 「はい、いいですよ!」 住吉が返事をすると すぐに ノックした人物が お構いなしに 入ってきた。 ??? 「よお、お二人さん!  進展はあったか?」 住吉 「池田検事!」 池田一城、 出雲と同じ検事だ。 明るく 優しい性格ではあるが、 唯一の欠点は 調子に乗りすぎる ところである。 しかし、 これでも 出雲には 比毛を とらないくらいの 実力はあるのだ。 出雲 「今は難航中だ、 そういや お前は 今何してるんだ?」 池田 「俺か?  お前らと同じだよ。」 住吉 「えっ、 池田検事も この爆発事故を 担当しているんですか?」 池田 「いいや、 西宮検事からは 乾焼軒のほうを 調べるように 言われたんだ。」 出雲 住吉 「乾焼軒を?」 二人は 驚いたように 声を揃えて言った。
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