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池田
「料理に使用された
材料から判断して、
特捜部は
ある仮説をたてた。
乾焼軒は裏で
『不正輸入』
を行って
利益を
あげているんじゃ
ないかってな。」
出雲
「不正輸入………!」
出雲は
予想もしていなかった
話に驚いていた。
池田
「期を熟した特捜部は、
乾焼軒の
強制捜査を
実行しようとした。
だが
その矢先に
予想外の
事態が起こったんだ。」
住吉
「まさか、
……あの
爆発事故ですか!?」
池田
「そうだ、
事故が相次いで
起こったため、
強制捜査は
見送られて
一旦
この疑惑の調査は
中止になってしまった。
特捜の連中は
かなり
悔しいがってた
みたいだぜ。」
住吉
「…… 。」
池田
「だから
この事故が
解決しない限り、
いつまで経っても
乾焼軒の
捜査が実行されない。
今回、
西宮さんが
お前に
この事故の
調査を
依頼したのも
その目的が
あってのことだろうな。」
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