思い出

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思い出は 儚く散った夢の中 私の名を呼ぶあの人の 顔すら綺麗に浮かばない 思い出が 消え行くものとも知りながら すがってしまうは弱さゆえ 目の前にはない光景を まぶたの裏で繰り広げ 思い出は ご都合主義の幻想で 相反している現実の 綺麗なとこだけ寄せ合わせ 思い出が 幻想ならばこの私 『今』を大切に 『今』を生きよう
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