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あたしは、あたしは……。
ただ何もなく、誰からも必要とされなくて、でも死ねない。
死ぬ勇気がない。
あたしは一生懸命なのに、誰も、誰もわかってくれない。
友人と呼べる子でさえ、信じられない。
あの子はあたしを嘲笑うだけにそこにいるんだ。
この鐘はあたしを殺すための宇宙人が、殺し屋がきている合図なんだ。
どんどんどん……と、鐘はノックに変わる。
「真樹奈! 生きてるっ!?」
貴女が来なければ、あたしは生きていた。
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