プロローグ

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ディケイドやG達が徳川清山と激闘するさ中、 永田町に程近い幹線道路では天道総司こと仮面ライダーカブトと 矢車想こと仮面ライダーキックホッパーが拳を交えていた。 キックホッパー「俺がまだ知らない闇を越えた闇を見せてくれるんだろ?!」 カブト「貴様の狙いも"超越する闇"か…」 キックホッパー「ハアアッ!!」 カブト「フンッ!」 カブトがキックホッパーのハイキックを左手で軽く払って受け流し、キックホッパーの後ろに入る。 カブト「…遅い」 キックホッパー「舐めるなァッ!!」 『CLOCK UP』 キックホッパーが高速移動を開始する。 カブトもそれをクロックアップで追撃する。 ビルの壁を蹴り一気に駆け上がる。 そして上昇しながらもお互いに接近し 蹴撃をお互い繰り返す。 荒々しい蹴りの連続攻撃をキックホッパーが仕掛けるが、やはりカブトはそれを最小限の回避で躱す。 高い戦闘力を持ちながらも冷静に無意味な動きをしないカブトと あくまで無軌道で防御の事を考えず、破壊の事しか考えないキックホッパー。 全く対照的な二人の戦いだ。
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