幼女対ハサミ男

第四章 涙と血と・・・

[あっ、あなたがクロマティを！]
ジェニファーは血の付いた包丁に怯えながら言った。[そうよ！あの日私がクロマティの部屋を用意していなかったのは殺すつもりだったのよ！死人に部屋なんていらないでしょ？]
ファンティーヌ先生はフテキに笑いかけてきた。
[ゆっ許せない！]
ジェニファーがファンティーヌ先生に言葉のつぶてを投げつけた時、ファンティーヌ先生はジェニファーめがけて包丁を振り下ろした。