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紅蓮「さあ~!全員の顔合わせも終わった事だしおっぱじめるか!!」
レト「お~!!」
茜「....ぉ-..」
沙代「お...おお!!!」
と大量の料理が運ばれてきた
ふと気になった
沙代「ちなみに気になったんだけどここはどこ?」
紅蓮「オレの部屋」
沙代「え?」
紅蓮「心配するな今日は学校休みだぞ~」
沙代「休み?もしかして私1日中寝てたの?」
紅蓮「まあ そうだな..」
紅蓮「ちなみにここ現世だぞ」
沙代「どういうこと」
紅蓮「俺が姐さんに頼んで転送して貰った ちょっとは安心するだろ」
確かに少しは安心した 何だかいつもの空気を吸っているようで
それからみんなでワイワイと騒いで何時しかもう夜の12時だった....
レトちゃん茜ちゃんは寄り添ってぐっすりと寝ている
私は亥羅くんにシャワーを借りてとりあえず体を洗った...
それからパジャマ..ちなみにレトちゃんが私のために用意してくれたみたいだ 下着がちょっとキツいけど....
ぶん ぶん
すると外から何かの風切り音が聞こえた
気になってベランダに出てみると亥羅くんが木刀で素振りをしていた...
沙代「亥羅くん シャワーありがとう」
紅蓮「おう レトと茜はどうした?」
沙代「二人でぐっすり..」
紅蓮「そうか」
ニッコリと答えてくれた
沙代「亥羅くんちょっと気になったんだけど..」
紅蓮「なんだ?」
沙代「亥羅くんはどうしてサーバントになったの」
すると亥羅くんは急に素振りを止めた...
しばらく間おいてから
紅蓮「...サイリスの村」
沙代「え?」
紅蓮「その村がオレの故郷でよ~オレはその中のホークアイ家の長男として産まれた」
沙代「ホークアイ...あ!確か冥王様が..」
紅蓮「そ “亥羅”って名前はオレがこの現世で生きて行くために作った偽名だ..」
紅蓮「まあ貧しい家だったがそれなりに幸せだったさ」
紅蓮「あの日がくるまでは...」
沙代「それて...」
するとちょっとまた間をおくと苦笑いをして
紅蓮「まあ!辛気くさい話はなしだ!お前もちゃんと寝ろ!明日はまたじじぃのところに行くぞ」
沙代「あ うん」
そう言って彼は部屋に入ろうとしたとき私は
沙代「“紅蓮くん”!!」
ちょっぴり恥ずかしかった
すると彼は後ろを向いたまま
紅蓮「早く寝ろよ」
と一言言って部屋に入っていった.....
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