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『天と点』
天と天を結ぶ点の存在を、私は知らなかった
幾億の神々が地上の隅々に点在し
我ら生命に生きる理を教えてくれていたのに
人はそれを見ようとはしなかった
信じられなかったのかもしれない
無償の愛を、無常の喜びを
神々との交わりなくして世界は成さぬのならば
私は訴えよう
大きな声で訴えよう
地面を視よ、
空を視よ、
星星の瞬く様を視よ、
自然の声を聴け、と
人と神を結ぶ点は、そこに在るのに・・・
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