first story~riku~

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李玖が最近よく帰りに見かける人物 校庭で誰よりも速く、輝いていた彼だった 「(…どうしてこの人がここに…??)」 李玖は疑問に思いながらも ホームルームのことを考え、教室に行かなくてはならなかった 例え…この人が気になっても… 「…あの…ホームルーム始まるからそろそろ行かなきゃ…」 名残惜しみながらも 李玖は立ち上がり、その場を去ろうとした 「…あ…ま…待って!」 だが彼はそうさせなかった 今日この日がチャンスだと感じ…運命を感じた それは李玖も同様 「…へ?] 李玖はまさか呼び止められるとは思わず、変な声を出してしまった だがそれよりも呼び止められた事の方が衝撃が大きかった。 「あ…あの俺2年2組の銀河っていいます。…えっと君は?」 「え…あ、2年1組の李玖です」 「李玖だね?良い名前だな」 「…あ、ありがとう」 「あ…そう②…えっとこれ…」 そう言うと彼は紙の切れ端に何か書き記す。 そしてそれを李玖に渡し、 「もしよかったら連絡下さい まだ会ったばかりだけど君のこともっと知りたいから。返事待ってるよ!んじゃ…」 彼はそう言い残し、屋上を去っていく。 李玖はそれを目線で追い、 渡されたメモを見る そこには彼のメールアドレスと番号が書かれていた どきどき……… 「どーしよ……」 李玖は内心焦っていた 今までのことは何だったんだ? 夢だったのか…? 頬をつねってみても変化はない …夢じゃないんだ だんだん実感がわいてくる 「…どう返事すればいいんだろ…今まで接点なかったのにー…」 李玖は悩んでいた 銀河は学校内の人気者 李玖は全くと言っていいほど真逆だ 「(…とりあえずポケットにしまっとこ)」 李玖はそう決心すると 屋上を去った …この後李玖の運命は少しずつ変化していく 銀河が現れたことにより、 李玖の周りは大きく変わっていくのだ 果たして李玖は銀河に連絡するのか… それは本人達にしか知らないことなのだ 李玖と銀河の関係は変化があるのか…?? この後もお楽しみにー…
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