6人が本棚に入れています
本棚に追加
あの人は、李玖とは全く性格が違うのに…
本当なら一緒にいれる存在じゃないんだよ?
どうして簡単に李玖の心の中に入ってきちゃうの?
出来るなら関わりたくないタイプだった…
でも…いつの間にかこっちの方がハマっていったんだ、、
「こんな…いい天気に寝ない馬鹿はいないだろう~」
僕は李玖。
高校2年で部活は何も入っていなく帰宅部。
中学の頃は何かしら部活を点々としていたけど高校入学を機にパタリと止めた。
そして今日は早く起きたので天気もいいし、屋上で一眠りしようと思い、現在に至る。
AM7:20……
誰も来る訳がないだろうと思ったが、念の為、入り口から見えない場所、裏側に回り込み、壁を背に寝る体勢に入る。
「昨日寝るの
遅かったからなぁー。
少しだけー…」
李玖はそのまま夢の中へー…
おそらく…この後誰が来ても
しばらくは目を覚まさないだろう。李玖の寝顔はとても綺麗で誰も起こしたがらないだろうからー…
最初のコメントを投稿しよう!