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ガチャ “バタン”
「あー、、いい天気だな。
裏辺りだとちょうど良い寝床スペースかな」
スタスタ… ピタッ
「うん?先客がいたか…見ない顔だな…誰だろ?…それにしても綺麗な顔して…って(何言ってるんだ、俺!!男相手に何考えてるんだか…)
ふぅ~落ち着け自分…」
李玖はというと…
「(近くで誰かの気配するなー
早くどっか行ってくれないかな…ごちゃごちゃうるさいし…出来れば関わりたくない)」
キーンコーンカーンコーン~
朝練の時間が終わる鐘が鳴る
「(…うーん…そろそろ起きなきゃいけないか…あー良く寝た)」
そして…李玖の瞳が動き出す
近くには期待の目をした銀河がいるとは知らず…
「…うーん…」
パチパチ…
寝起きが悪いのか目を何度も瞬きする李玖
そして人の気配に気づくこと遅れて数秒後…
短いようで長い時間…
「起きた?」
「……ん?誰?」
寝ぼけたような声を出す李玖
そして寝ぼけ眼を手で擦る様は幼さを醸し出し、高校生とは思えないようなオーラを感じる銀河
「…あ…あの」
思考停止する銀河
「(…あれ…この人見たことある…確か…サッカー部の??)」
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