*新学期*

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―その頃亜梨朱は… 「ふぇぇっ… ひっく💧」 泣いていた。 「やぁだぁぁ💧」 「あっ、亜梨朱💦 泣かないでっ💦」 拓海は必死だった。何故なら… 「ねぇ、アレって痴話喧嘩?(ヒソヒソ)」 「うわぁ~ あの男子女の子泣かしてるよぉ~(ヒソヒソ)」 「サイテー(ヒソヒソ)」 「行こ行こ(ヒソヒソ)」 などの声が聞こえるからだ。 「亜梨朱ぅ~💦 お願いだから泣かないでぇ💦💦」 「だって拓海がぁぁ💧」 そりゃ誤解招くわな。うん。 とそこへ、新たなる刺客…じゃねーや、キャラクターが現れた(結局違う。) 「ちょっと拓海~‼何亜梨朱泣かしてんのよ~‼」 三穂広茄(みすいひろな)である。広茄も吹奏楽部で、拓摩と同じホルンを吹いている。 「ちっ、違うよっ💦」 「亜梨朱~、どうした~?💧」 広茄は亜梨朱に近づきしゃがみ込んだ。 「クラス…💧」 「? あぁ。 今私も見てきたよ★ 亜梨朱、私と同じだよね🎵」 「…ほえ?💧」 「あれ? 見てないの?💧」 「ううん…💧一緒…なの?」 「そうだよ~😃 今年も宜しくね★」 ぱぁぁぁぁぁぁぁ✨✨✨ そんな効果的と共に亜梨朱の顔はみるみるうちに明るくなった。 「うんっ🎵宜しくっ★」 「じゃぁ教室行こっか✨」 「うんっ😃🎵」 二人は手を繋ぎながら仲よく教室に入っていった。 拓海を残して。 ――――――END――――― 拓摩「俺の出番はっ⁉」 また次回💧 「がーーーーーんっ😱😱😱」
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