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私はタバコをベランダで吸いながら、遠くから見える桜を見つめながら大きく煙を吐いた
ウグイスの鳴き声とゴミ収集車の音を聞きながら
昔のことを思い出した
それは2、3年前だった
ある事件がきっかけで、私は軽い男性不信になっていた
だから深くは関わりたくないし、男子の知り合いは少ない
彼氏いない歴3年
私にとって少し長かった
2、3年前に、すごくすごく好きな人ができた
優しくて気遣いができる年上の彼氏だった
いつでも私を抱きしめ
「愛してる」と囁いてくれた
そんな彼に私は依存し、心から愛していた
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