ハメルンの笛吹

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市長はとても信じられなかったが、他にいい案も浮かばなかったので男に任せることにした。 「ただし、条件があります」 男が言った。 「もし、私がネズミを退治する事が出来たなら、千ギルダー下さい」 千ギルダーといえば、そんなに安い額ではなかったが、市長はそれでネズミが居なくなれば安いと思った。
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