プロローグ~End and Flashback~

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 降り続く雨が…  ―頼む  やけに冷たくて…  ―私の血を  頬を伝うのが…  ―受け入れてくれ  雨なのか…  ―…ジュリア?  涙なのか…  ―ジュリア?  わからない…  ―ジュリア…  ただ…  ―何故だ…?  虚無の感情の中…  ―何故  とても悲しくて…  ―私ではなく  愛しい人を亡骸を…  ―ジュリアが  どれだけ揺すっても…  ―死なければならない?  どんなに呼んでも…  ―ジュリア!  愛しい人はもう…  ―ジュリア!!  動かない…  ―ジュリアァァァァァァ!!
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