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「どうしたの…?」
荷物を纏めていたシエルが首を傾げる。
「いやっ、折角友達になったんだから連絡先とか教えてほしくてね」
なんかサラッと言ったが内心ドキドキだったりする。
「そぉいうことか・・・」
シエルは呟きながら紙に寮の住所を書いてくれた。
スッ
「ありがと、これが僕の寮の住所ね」
あらかじめ書いておいた紙をシエルに渡した。
「じゃあね、次は入学式で。」
と颯爽と去っていくシエルに手を振った。
僕も寮に言って荷物整理しなくちゃなぁ。
眠くて仕方ない僕はそんなことを思いながら、寮への帰路を急いだ。
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