―第弐章―

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3人が屯所に着くと隊士達から好奇の目が向けられた そして幾つかの部屋の前を通り過ぎ、1つの部屋の前に止まった スパンッ 沖田が襖を勢い良く開けた 沖田「土方さ~ん!入りますよ~」 土方「おぅ…ってもう入ってるだろうが!」 土方が沖田の後ろにいる少年に目を向けた 土方「…お前誰だ?」 「僕は神裂雫…貴方は?」 少年は真っ直ぐに土方を見た 土方「俺は壬生浪士組副長土方歳三だ…」 沖田「神裂さんは壬生浪士組に入隊したいらしいんですよ!」 沖田と藤堂は来る途中で自己紹介は済んでいるらしい 土方「…お前みたいな華奢な奴には使い物になんねぇ…とっとと帰れ」 土方は冷たく言い放った _
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