3人が本棚に入れています
本棚に追加
恵斗と巧斗は同じE組だった。教室に入り、自分の番号の席に座る。恵斗達は後方やや窓側に陣取った。
「そーいやまだ担任知らされてないな」
「どんなだと思う?」
「ってかどんなのがいい?」
「熱血は勘弁だな」
「どーかん」
などという無駄話に花を咲かせながら、担任登場までの時間を潰した。ほかの人達も先生の登場を期待してるのか、ざわざわとし始めた。
そして、勢いよく扉が開いた。そこに立っていたのは――
最初のコメントを投稿しよう!