3人が本棚に入れています
本棚に追加
恵斗が考えていると、後ろから肩を叩かれた。振り向くと、巧斗も同じページを開いていた。
「なぁ、推理倶楽部ってなんだ?」
「さぁ? オカルトみたいな奴か?」
「『だれでも歓迎!』しか書いてないしな……」
他の部活が絵や飾りで部活を紹介しようとしているのに、その倶楽部だけは『だれでも歓迎!』と、しか書かれていないのである。
「体験入部行ってみるか?」
「まぁ、行くだけ行ってみるか」
その得体の知れない部活については、体験入部と言う形で話はまとまった。
それが二人の高校生活を変える事になるとも知らずに…………。
最初のコメントを投稿しよう!