第1章

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「毎朝わりぃな。」 自転車をこぎながらふと優斗が呟く。 「何を今さら、気持ちわりぃぞ。」 達也が笑いながら言う。 「おまっ、気持ちわりぃって酷くねぇか?」 「まぁちぃせぇ事は気にすんなよ。」 達也はケラケラ笑いながら自転車を飛ばす。 「ったく…… 待てよ、達也!」 優斗も笑いながら自転車のスピードを上げる。
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